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「さっきコンビニ寄ったろ? でさ、思い出したんだ」
「何を?」
「隣の公園でさ、よく遊んだなってさ」
うん、よくさとにいと、私と海と陸で遊んだ。
海の話じゃない?
「のりことは五つ離れてるだろ。だからさ、段々俺はさ、遊ばなくなってった。中学生や高校生で、小学生とは遊べねえからな」
まあね。さとにいは中学生になると私達と遊ばなくなったっけ。
「変質者に間違われちゃうもんね? グフッ、通報されちゃうか!」
ちょっと、おちゃらける。
「なんだとお! ……ま、なあ。妹の面倒をみるほど、俺好青年じゃなかったしな」
確かに、所謂反抗期の時期はさとにいと話したり出来なかったっけ。
「反抗期だったからでしょ?」
「まあな」
……
なんで沈黙なんだよお?
チラリとさとにいを見る。
「その反抗期が終わったのは、お前らのおかげなんだ」
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