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「遊歩迎えに来るって、
守貴さんにも連絡してもらったから、
けど。大丈夫?」
学習室から、
ロビーへ移動した私たち。
依ちゃんは、
飲み物を買ってくれたり、
遊歩君に連絡を取ってくれたり、
すっかり面倒をかけてしまった。
「ごめんなさい。
勉強教えるなんて言って、
役に立たなくて……」
「いいよ、何言ってるの、
ケガして間もないのに無理させてごめんね?」
「ちがうの……」
あたしは、依ちゃんに声を潜めて話した。
「前に、付きまわられてた人と会っちゃったの。」
「まじ?それってスト-カ-?」
「あ、あ、依ちゃん。しーっ……
まだいるかもしれないから」
「……ま、じなのか」
「どうしよう。怖い。」
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