第2章 過去の事件

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「遊歩で大丈夫?守貴さん呼ぶ?」 「モ-リ仕事中だから。」 「だよね。あんな奴でも。  いないよりましだよね。」 「もう依ちゃんたらひどい」 クスッと笑ったら、 依ちゃんもほっとしたように 笑った。 しばらくすると遊歩君が迎えに来てくれて、 遊歩君と依ちゃんに付き添って貰いながら、 家まで帰った。 「ごめんね、遊歩君、依ちゃんまで。」 「ううん、  あたしが図書館なんか呼び出しちゃったから。  あーあ、せっかく、  教えてもらえる人見つけたたのに、  ついてないなあ。」 「お前、追試だったっけ?」 「そうだよもう、追試駄目で再試だもん。」 「あほ子だからな。」 「ええい、うるさいっ  そういうあんただってぎりぎりだったくせに。」 「まじ、数学うぜぇ、無くなんないかな~」 「あの、  よかったら、家でよかったら勉強していかない?  お茶も御馳走したいし。  遊歩君もどうぞ。」 ----------っというわけで、 突如、臨時学習会が、 開催されることに。
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