第2章 過去の事件

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「何?どういう事?」 モ-リのタダならない雰囲気に、 眉をひそめる瀧。 「いちごをスト-カ-から守りたい。」 「スト-カ-って姉貴、またなの?」 「まだ何かされたわけじゃないのよ、  ただ 話しかけられたの。  『覚えてる?』って。  そしたら、あの頃の事思いだしたら、  怖くなっちゃって。」 「馬鹿あたりまえだろ、  監禁まがいの事されたんじゃないか。」 瀧が怒鳴るように言い放った。 「監禁?嘘だろ」 モ-リは初めて聞いた事に驚いた声をあげた。 「大袈裟だよ、半日物置に隠されただけだから。」 「見つかるのが少し遅かったら  脱水症状でヤバかったじゃないか。  姉貴がそうやってあいつかばったから  結局子どもの悪戯で終わっちゃったんだろ。  あいつ、また姉貴に何かやったらぶっ殺す!!」
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