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「パールッ」 慌てた彼女がリードを掴むが力及ばず。よろけて俺に掴まったところにリードが巻きつき……。 俺と彼女は密着状態でひと括りにされてしまった。 そしてパールが動くもんだからリードの締め付けも強くなり密着度も増した。 「ちょっ、パールッ……ごめんなさい」 胸元で真っ赤になり謝る彼女の頭が丁度鼻先の位置にあり、シャンプーのいい薫りと微かな消毒の香りがした。
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