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そしてリードの長さもついになくなり動けなくなったパールは残念そうに「ゥオン」と吠え俺らを見上げた。 その先には密着する俺ら。 遊んでると思ったのか、自分も入れてくれとばかりにパールは尻尾を振り飛び付いてくる。 「ちょっ、待てパール」 よろよろしながらも彼女と共に転ばないように踏ん張る。 「「パールッ!」」 二人同時に叫ぶとパールは「クウーン」としょげた。
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