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苺「・・・・・とまぁ、こんな感じですよ。」
俺は終始下を向いて話しました。
先輩方の顔を見て話すなんて、とてもじゃないけれど
できませんでした。
隼「・・・。」
零「・・・・そうでござったか。」
・・・・・・。
まぁ、こんな空気になってしまいますよね。
隼「・・・苺の、兄貴は何処に居るんだ?」
無言を貫いていた隼人先輩が、キレ気味でそう聞いてきました。
苺「あー、一年前に死にましたよ。交通事故で」
・・・そういえば、葬式の後でも母さんにいろいろ言われて・・・
・・・・あ、そうだ、この時師匠に組み入りを頼んだんでしたw
隼「っ、・・・・そうか。」
苺「!あ、あのっ。気にしないでくださいっ!俺は"大丈夫"なので!」
そう、俺は"大丈夫"。
隼「・・・・。」
苺「・・・・。」
oh.沈黙が重いですー(´д`)
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