にゃんこ三号

2/19
2367人が本棚に入れています
本棚に追加
/198ページ
              苺「・・・・・とまぁ、こんな感じですよ。」 俺は終始下を向いて話しました。 先輩方の顔を見て話すなんて、とてもじゃないけれど できませんでした。 隼「・・・。」 零「・・・・そうでござったか。」 ・・・・・・。 まぁ、こんな空気になってしまいますよね。 隼「・・・苺の、兄貴は何処に居るんだ?」 無言を貫いていた隼人先輩が、キレ気味でそう聞いてきました。 苺「あー、一年前に死にましたよ。交通事故で」 ・・・そういえば、葬式の後でも母さんにいろいろ言われて・・・ ・・・・あ、そうだ、この時師匠に組み入りを頼んだんでしたw 隼「っ、・・・・そうか。」 苺「!あ、あのっ。気にしないでくださいっ!俺は"大丈夫"なので!」 そう、俺は"大丈夫"。 隼「・・・・。」 苺「・・・・。」 oh.沈黙が重いですー(´д`)
/198ページ

最初のコメントを投稿しよう!