にゃんこ三号

10/19
前へ
/198ページ
次へ
          --------------------------------- 龍「・・・・・で、苺は由紀と一緒に風呂に入っちまったわけなんだが。 ・・・あの二人、なんだかんだで仲良すぎじゃないか?」イライラ 海「同感です。前から苺と一番仲が良かったのは由紀ですけど、最近はやけに一緒に居る機会が多い気がします・・・。」 雅「だな。」 愁「むぅ、僕たちが一緒に入るって言ったのにぃ!」 凪「だよね!苺ちゃんは僕たちの弟なのにぃ!!」 雅「・・・愁と凪は、本当に苺を弟にしたいの?」 愁「もっちろん!」 凪「だって、そうすれば!」 愁・凪「「ずっと一緒に居られるじゃん!ねー!!」」 どうやらこの双子は『苺を弟にしたい』というより、『苺とずっと一緒に居たい』の方が重要らしい・・・ 雅「え、・・・・・あ、そうなんだ。」 まだ本格的に自覚していない双子に 『それって好きなんじゃね?』なんて、自らライバルを増やす真似は避けようと思った雅人だった。 海「それより、どうしますか?苺を襲ったクズ共は。」 愁「もちろん!」 凪「たいがーーーっく!!!!!」 雅「俺殴り足りないんだけど(黒笑)」 龍「奇遇だな。俺もまだ殴り足りねぇ」 どこまでも苺LOVEな生徒会である。 海「私も同じ意見と言いたいところなんですが、私が言っているのは奴らは今回"初犯"だったということです。」 龍「・・・・何が言いたい?」 海「彼らに指示を出した者がいるのではないでしょうか?」
/198ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2390人が本棚に入れています
本棚に追加