第1章

1/1
前へ
/63ページ
次へ

第1章

ぼくは、不幸ではなかった。 おとうさんはいなかったけど、おかあさんとふたり でも 優しくて あたたかくて 幸せな毎日だったけど ある日 嘘のおとうさんがやってきた ぼくを 殴って 蹴って  いつも楽しそうに 笑ってる ぼくは 痛くて 怖くて おかあさんにかけよったけど おかあさんは ぼくを  ダメな こ だね と 叱った 嘘のおとうとは ぼくをみて   ――――――――――――― 死んじゃえ と わらった。
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

189人が本棚に入れています
本棚に追加