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第1章
ぼくは、不幸ではなかった。
おとうさんはいなかったけど、おかあさんとふたり
でも 優しくて あたたかくて
幸せな毎日だったけど
ある日 嘘のおとうさんがやってきた
ぼくを 殴って 蹴って
いつも楽しそうに 笑ってる
ぼくは 痛くて 怖くて
おかあさんにかけよったけど
おかあさんは ぼくを
ダメな こ だね と 叱った
嘘のおとうとは ぼくをみて
―――――――――――――
死んじゃえ と わらった。
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