第1章ー人狼ゲームー

3/3
前へ
/3ページ
次へ
「な…んだ、よ……これっ……!!」 足元に転がっていたのは、悪臭を放ちながら横たわっている黒い物体。 「うっ……??」 あまりの臭いに胃がひっくり返りそうになる。 「おえぇっ……」 「光樹っ??」 苦味のある黄色い液体が地面に落ちていく。 そんな俺の背中を、由姫は優しくさすってくれた。 「私たち、死んじゃうのかな……」 小刻みに震えた声で誰かが言った。 みんなの顔から血の気が引いていく。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加