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そんなことがあったのも、すっかり忘れていた3日後。
通るたびに気にはして小路を見たけど、あれ以来見ていない。
やっぱり、見間違いか。
そう、自分の中で結論が出た頃。
前から歩いてきた少女に目を奪われる。
たぶん、小学生くらい。
だけど、なんていうか。
変。
着ている服もそうだけど、髪の毛の色が、ありえない。
似合ってるんだけど、だけどピンクはないだろう?
なに考えてるんだよ、こいつの親は。
自分の子供を人形か何かと勘違いしてるんじゃねぇか?
この子もかわいそうに。
「あの・・・」
あまりにも見つめすぎていたのだろうか。
目があった女の子は、俺に話しかけてきた。
おっ、知らない人に話しかけてはいけませんが、浸透していない!
一体、どんな教育してるんだよ。
ここはひとつ、俺が教えてあげるべきだ。
そう思って、口を開きかけたとき。
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