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紅 百合 (こう ゆり)
黎深の妻。
以前、鳳珠といい感じになるが黎深に邪魔され、あげく勝手に結婚させられる。
かつては邵可の許嫁だった。
実は戰華の年の離れた異母妹。
故に母親から「百合」として「邵可の許嫁」、「譲葉」として「黎深の傍付き」として過ごすよう言われてきた。そしていずれ紅家当主として邵可を立て後ろ楯とし、女王にするつもりでいた。
「黎深の傍付き」だったのは政治的手腕を磨かせるため。
黎深から山のような当主の仕事を肩代わりさせられ、あちこち飛び回っている。
月華のことは本当に可愛がっていて、よく文を交わしている。彩雲国に来たばかりの月華に一から礼儀作法を教えたのも彼女。
月華も心から慕っている。
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