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僕は世界的に危険な問題を……
『教授! 』
「食事が終わったら
私のオフィスに行こう……」
僕は周りを見渡した。
そうだよね。 食堂では
僕の聞きたい疑問を
教授に質問するには
違うリスクがあるようだ。
『はい』
僕達はその後は無言で
食事を早めに終わらせ、
教授のオフィスに向かう
事になった。
トレイを返却して
教授から
「じゃあ……行こうか」
と再び声を掛けられた時は
僕は無性にエリーの事が
気になったのだが……
『はい』
と答え、教授の後をついて行った。
別段、教授と僕の会話に
疑問を持たれる事は無かった。
今の僕はエリーの存在を……
彼女が此処に居る事を誰かに
知られるのが一番、怖くなった。
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