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「真琴!!」
「奏!まだ来てる!!」
赤い杭は奏にも向かってきていた
奏はガングニールを盾にしながら響を守っていた
しかし、制御薬である『LiNKER』の使用を断っていたため融合係数が低く、赤い杭がガングニールに当たる度にガングニールが破壊されていった
「くそぉぉぉぉぉ!」
「奏さ……ッ」
響が顔をあげた瞬間、破壊されたガングニールの破片が響の胸に突き刺さった
「んなろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
奏は赤い杭を振り払い、響に駆け寄った
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