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確か…あのとき
「ねえ?
地球が終盤期に入ってるって信じる?」
「解らないなあ…
地球は永遠じゃないのかなあ。
少なくとも、
俺たちが生きてる間は、
どうにもならないでしょ」
「そうね…
まだ大丈夫だと思うわ。
でも、
星は生き物らしいの。
いつかは死ぬわ。
私たちが見てる夜空のあの星たちも、
なん百光年も昔に輝いてて、
今は消滅してる星かもしれない。
地球にまで輝きが届く星だもの。
きっと凄く大きな星だわ。
それを考えたら、
怖くて仕方ないの…」
そのあと、
彼女は噛みついた。
そこから何か話した気がするけど、
全然思い出せない。
彼女に夢中で…
あれは…夢だったのか…?
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