第二章

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その後、しばらくは訓練の日々。 ある日の訓練。 重装備を背負ったままグラウンドで走り続ける兵員たち。 ハイペースで走る結絃は、他の兵員たちよりも抜きん出る。颯はやる気を出して、結絃のペースに合わせて走る。 「颯のヤツ……アホだ」「補助役の颯が、パイロット、しかも歴戦の勇者についていけるわけないのに」 と兵員たちから呆れられる。 最初は結絃に合わせて走るのも精一杯の颯だったが、だんだん慣れてきて、最終的には結絃に追いついてゴール。 自分でも驚く。 颯 「ハァッハァッ……お、俺のどこにこんな体力が……」
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