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ある日の朝
「行ってきまーす」
家から出てきた制服姿の少女
彼女の名は『桐崎 舞』中学1年生だ
髪は黒髪ロングで後ろでくくっている、少しおとなしい性格で、見た目はかわいいほうである
「あっ、まい~」
向こうでこちらに手を振っている制服姿の少女
彼女の名は『佐野 綾』舞と同じく中学1年生だ
元気で明るい性格で、おしゃれで見た目もかわいい
金髪でロング、上の方で両サイドに1ヵ所ずつくくっている、くくっている髪は短くて綾の動きにあわせてぴょんぴょん跳ねている
「おっはよー!まいの制服だぼだぼだね」
「あたりまえでしょ、今日初めて着たんだから」
そう、今日は山星中学校の入学式である
山星中は3ヶ所の小学校から生徒が進学してくる学校で、今日そこに入学する2人は山星中に向け登校中である
「え~、まいは家で着てみたりしなかったの?」
「え?まぁ、着たけど…」
「じゃあ初めてじゃないじゃん」
「いや、そういう意味じゃなくて…」
「じゃあどういう意味?」
「もう!どっちでもいいでしょ!」
2人は小さいころからの友達で仲がいいからこんな言い争いは日常茶飯事に起きている
「よし勝った!」
「はぁ…」
1人で勝ち誇っている綾に呆れてため息をついてしまう舞
そんなどうでもいい話しをしながら2人は登校していた
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