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○東京第一高校・2年1組の教室
先生(40)が、プロジェクターで、機巧と結絃のことを映し出している。
先生「これが、我々地球における。機巧の歴史だ。結絃が今から8年前、9歳のときに、機巧のパイロットになり、空からやってくる機巧を何度も倒した。だから我々人類は今こうやって、生存しているのだ。結絃は地球の英雄だ。そんな英雄と同じクラスになったお前らは幸せだぞ」
生徒「結絃って凄い人物だったんだな。俺、勉強不足だった」
生徒「先生の話を聞いて、改めて考えてみると、自分の無能さを実感するだけだよ」
生徒「結絃って、日本史の教科書にも名前載ってるしな」
結絃、すっと立ち上がって、
結絃「褒められるほどのことではありません」
結絃はむすっとして座った。
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