赤×黒

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「黒子!どうしたんだ?ボーッとしてるなんて珍しい…」 「あっ、赤司くん…すみません。少し考え事をしていて…」 「?…何かあったのか?」 「いえ…何も無いんですけど、ただ……」「ただ?」 「ただ、ボクだけこんなに幸せでいいのかと思って…」 すると、赤司くんは急にボクを抱きしめて言った。 「いいんだよ!お前は今まで散々苦労してきたんだ…」 「でも!…ボクのせいで赤司くんに負担がかかるのは耐えられないんです。」 「ふむ…、じゃあこうしよう!」 そう言うと赤司くんは交換条件を提案してきた。 1つ.練習をサボらないこと。 2つ.赤司くんの手伝いをすること。 3つ.週に一回赤司くんの家に泊まって疲れをとってあげること。 4つ.赤司くんになにをされても、言われても反抗しないこと。 「これで良いか?黒子」 「はい…赤司くんがそう言うなら」 こうしてボクは赤司くんと約束をした。
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