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上にはほとんどいかない。
つまり、
髑髏も下に行くはずだ。
二人は下に急い
だ。
一階まで行くと、
さっきのエントランスホールに出た。
受付の女の悲鳴
があがる。
弥生に気づいたのだ。
ガードマンたちは、
会社の上役に相談する
かどうかでもめていた。
警察を呼ぶ判断さえ自分たちではできない雇われ者
の悲しさだ。
髑髏はビルの外からこちらを見ている。
静かな目だ。
そして、
悲しい目だ。
「行くわよ」弥生が言った。
(行った)新太も外に出た。
髑髏は
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