3章 本と仕事と唄と

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「だまされた!」 「同感だね」 夕紀はまた、文句を言っているが今度ばかりは夕紀の言う通りである。 なぜかって? 昨日の放課後、総ちゃ・・黒野先生が図書委員の私達を残したのはてっきり 話の続きをする為だけだと思ってたのにーーー 話が終わって私達が帰ろうとしたら、 「おい、まだ図書委員の仕事について話てないだろ?」 と言って図書委員の仕事についての説明を聞いていたら、 なんと、「さっそく明日から仕事だ」 だってーー しかも、返却された本を棚に戻したり本の整理というかなり面倒な仕事だ そして、私達は今、図書室に行く途中である。
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