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それから、荒木功さんは小説の執筆活動だけではなかった!
キチンと裏が取れたのである。
その後はよんさん、の足取りを追った。
よんさん、は新進気鋭のイラストレーターだという。
連絡を取ってあってもらった。
「わたしは、知りませんですわ!刑事さん。
良く休まれる方でしたから」
「そうですか」
簡単に承知する私に対して、泉乃が食い下がる。
「ちょっと冷たいんじゃないですか?」
「でも、良く休まれる方でしたわ」
これ以上のことは、引き出せないと判断した私は、お礼の言葉のべて次の人物の下へ向かった。
微かな違和感を考えながら。
「次の人物は、誰だ泉乃!」
「次は、仙冬可さんです」
「情報は?」
「こちらに、あります」
「よし、会いに行け。
その間に、ファイルに目を通すから」
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