第1章

10/12
前へ
/14ページ
次へ
ついに、このときがきた。 「中田、待たせてごめん」 「いや、俺も今きたとこ。」 「あのさ」 「あのね」 「あ、どーぞ」 「いや、どーぞ」 「……」 「……」 よしっ! 「じゃあ、私から。」 もう、逃げない! 「うん。」 「私ね中田のことが好き…なんだ。 あんなに嫌いって言ってたのに変だよね。だけどほんとに好きだから。その…」 えっと……もっと言いたいことがあったのに……なんだっけ?
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加