事実は小説よりも奇なり

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家に戻ってから、高校の時にいただいた 年賀状の住所を確認すると、確かに 堀井さんの家の近くのようであった。 国1沿いのカードゲーム専門店に よく行っているイメージがあったので 私が勘違いしていたようである。 「話は変わるが、トイザまスで 今日何かあるのか?」 トオル「村本先輩からは 何も聞いてないな~。 ホント、ただ誘われただけ」 河口「人狼ゲームは情報を流さずに サプライズで仕掛けてくるから、 全国大会に向けた何かがあるのは あながち間違いじゃあないかもだな」 「新聞のラテ欄でも何かあるのを 臭わせていたからな。 ちと、気になる」 サトミも、ソレに関して何か言いたげ であったが、知らない人(河口くん)が いるので、気後れして話せないでいた。 トオル「久しぶりに会うだけでも いいんじゃあないかな」 「それもそうか」
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