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魔「おいお前の魔導書を貸してくれ」
ア「はい?何よ唐突に」
ア「貸したら帰って来ないもの、貸してあげるわけないじゃない」
魔「いやいや、いつも後でちゃんと返すって言ってるだろ」
ア「死んだら、でしょ?」
魔「当然だぜ!」
ア「......。」
ア「はぁ。」
魔「なんだよ」
ア「...当たり前のように言わないでちょうだい」
魔「私にとっては当たり前なんだが」
ア「そもそも本物の魔法使いになります~ってなったら100年じゃ利かないじゃない」
魔「う~ん、確かに」
魔「だがそれはないから安心しろ」
そう、彼女は不老長寿になることを嫌う
魔「あいつが先に逝ったら寂しいからな」
あいつとはきっと霊夢のこと
ア「それならあの人も妖怪にさせればいいんじゃないの」
魔「それは無理だな」
ア「どうして」
魔「あいつは妖怪には好かれるが妖怪は嫌いだ、たぶん」
ア「ふ~ん」
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