第1章

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僕は1人じゃ辛すぎて、おめでたいこの日を泣いて終わらせてしまうところだった。 お姉さんがいるから、お姉さんの旦那さんがいるから、一緒に舞の思い出話をしてくれるから、僕は泣きながらも楽しい時間が過ごせるのだ。 涙が止まらなくても、舞の思い出に包まれて幸せになれるのだ。 舞以外に目を向ける事は難しいけど、舞を見続ける事ができるこの誕生日に感謝しよう。 舞、大好きだよ。
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