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「煩い!
お前達は、物事を冷静に見る事も出来ぬのか!
お前達の愚かな行動で、青龍様が、我が国の外に行かれる所だったのだぞ!
そんな事にも、気づかないのか!」
王の言葉に、青ざめる大臣達。
「な!そんな事は、有り得ない!
青龍様は、この国の守護神様だ!出て行く理由が無い!」
呆れた表情になると王は、言った。
「お前達は、何と愚かなのだ。お前達自身の言葉が、青龍様の主をこの国の外に追い出そうとしている事が理解出来ないのか!」
王の言葉に、不満そうにする大臣達。
「で、ですが王様!青龍様の主となられるお方ならば、強い魔力の持ち主の筈です!
その女からは、魔力の欠片も感じないではないか!」
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