王城にて

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マジで~。やだな~。とか、思ってたら、王が言った。 「ふむ。話がそれたか・・・・・。 さて。何処まで話したか?」 王の言葉に、大臣が言った。 「彼の者の二つ名です」 「おお!そうであった。 さて・・・・・・何とするか・・・」 また、皆が考え出した。 私は溜息をついて言う。 「では、 簡単に・・・『無魔』と」 その言葉に、全員が私を見た。 「な・・・・そんなので・・・・良いのか? もっと、良い名を・・・・・」 王の言葉に、私は首を振った。 「王様。私は、おそらくはこの世界で、唯一人の魔力とは全く縁の無い者なのです」
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