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すると、変態は頷いて言った。
「うん。僕は沢山の世界を作って、で、それぞれに世界神って神を作って管理してもらってるんだけどねえ・・・・・・。
その中で、やっぱり仲の悪い世界神がいてねえ・・・・。
で、僕がこの間、とっても頑張ってる世界神がいたから、良く頑張ってるねって褒めてあげたんだ。
そしたら、その世界神に・・・・焼餅というか嫉妬というか・・・・そんな感情を抱いた世界神がいてねえ。
ちょっと、やってはいけない事をしたんだよね」
やってはいけない事?
私は首を傾げる。
「そう。自分の世界ではなく、他の世界に干渉する事」
ああ・・・・・なるほどね。
変態は少し怒った様子で言った。
「しかも、やり方が手が込んでいてね、自分がミスをして死なせてしまった魂をその僕が褒めた世界神の世界に送り込んでいるんだよ。
しかも、強い魔力や多くの属性を与えてね」
魔力?属性?
「ああ。そうそう。
送りこまれた世界には、魔法が存在してるんだよ。
所謂・・・ファンタジーって奴?
君の世界のお伽話なんかにはあったでしょ?
妖精とか精霊に龍に聖獣とか・・・・。
あと、悪魔や魔物に天使なんてものも存在してる世界なんだよ」
へえ・・・・・・やっぱりあるんだ。
そんな世界。
変態はうんうんとうなずく。
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