神崎竜也

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ただいまわが家! 林間学校を終え、家に帰ってくる 『なんか、ごっつ久しぶりに帰ってきた気がするで』 「そうだなー。」 『んで、なんで女になっとん?』 「怪我の治りが早いっていったじゃねーか」 荷物を整理しながら答える 『ああ、せやったわ。』 「さて、土日曜日に祝日で3連休だし。少し遊ぶかな」 荷物の整理を終えたあと、ソファに転がりスマホを眺める 『女の子がそないだらしない格好したらアカンで』 「オカンか……」 ソファに座り直しながらそう呟く 『といいつつ律儀に座り直すレナであった』 「ナレーションの真似事なんかせんでいい……ん、遥からメールだ」 スマホにメール受信の通知音が鳴り、メールを開いてみると遥からだった 「明日は遊びにいこーよ……だってさ」 『いってきたらええやん』 「そうだな」 俺は『おーけー。どこに行くよ?』と返事を返す 3秒後、返信がくる『遊園地』 『まぁいいけど、二人だけか?』 『たっつんと奈津ちゃんも誘うよー』 『了解』 俺はそう返信して、スマホをテーブルに置く 「さて、風呂でも入るかな」 『たまには一緒に入ろーや』 「俺は構わないけど?」 『よし、そのおっぱいを間近に……』 「やっぱ一人で入るわー」 タオルと着替えをもって脱衣場に向かう 『ちょ、嘘やって、嘘やから。ちょっと揉んで具合を確認するだけだから』 「それがダメだって言ってんだ」 飛び付いてきたミカエルを蹴り飛ばして服を脱ぐ 『せめて少しでもええからー』 「……しつこい」 再び飛びかかってきたミカエルに電撃を浴びせる 「お前といい、遥といい………油断も隙もねぇ……」 『レナ姉ちゃん………最近、手厳しいで………』
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