第1章

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プロローグ 俺は今絶望の淵にいる。 あれは、一週間前の事。 「よぉ~夏菜っ」 「あっ佐田君~??」 可愛らしく、手を振って走ってくる美少女 。春 夏菜。 「部活終わったの~?」 「おうっ??」 俺はとびっきりの笑顔で言う。 部活長びいて、正直、さみしかった。男なのにな。 「どしたの~?そんな嬉しそうな顔してっ。」 えっ~俺そんな顔してんのか? 「いや、実は明日、俺の誕生日なんだよね。」 「うんっ知ってるよぉ~」 あ、れ、? そんな反応薄いのかよ・・・ 「あっ夏菜ちゃんと弘光だ~ 2人でなぁに話てるのぉー?俺も混ぜてっ」 はぁ~くんなバカ東出! せっかくの放課後タイムを~ 「えっやだ~せっかくの弘光君との放課後タイムだもんっ」 おし、いいぞ、夏菜! 諦めろ、東出のやつ?? 「まぁでもいっかぁ~」 「はぁー!?」 マジで、言ってんのか?夏菜のやつ、俺との放課後タイムをなんだと思ってんだ!? 「でっなんの話してたの~?」 夏菜っ変な事言うなよ、マジで、頼むから! 東出のやつ厄介なんだよ。 俺はいろんな意味を込めて、夏菜を睨んだ。 「なっないしょー」 ふぅー 東出に知られなくてよかった~ あいつささいなことでからかうからな。 「あっところで、東出君は数学の課題終わった~?」 「えっ俺まだ、終わってねーよ」 「そうなんだ、でもあれって明日提出だよ!大丈夫?」 「マジでっ!? 家帰ってそっこーするは、そう言うことだから、弘光、夏菜ちゃんバイバイ~」 おー夏菜すげ~よ?? 「お前そういつの、うまいな」 「えっそうかな~」 ってあれっ?今俺一人言のつもりだったんだけど・・・ まぁいっかぁ~ 「あっそうだ!佐田君プレゼント何がいい?」 あっ覚えててくれたんだ?? ちょと嬉しい。てか、マジで嬉しい?? 「んーそうだな~」 「あっ分かった~!愛が欲しい??なんて言うんでしょー」 はぁ~!? 「いっ言わねーよ・・・ あっそうだ!俺遊園地行きたい??」 「いいよ~」 「じゃあ、明後日8時三角公園のとこでなっ!」 この時、こんな事を死ぬほど、後悔するなんて思っても見なかった。
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