第2章・一緒

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彼の手がブラのホックに伸びると するっと外れる感触が伝わった。 彼の手の動きに合わせて びくびくっと、体が正直に反応する。 「あ…ん」 唇が二つに重なると 容赦なく舌が、私の舌に絡まり 眩暈を起こしそうになる。 胸のドキドキが止まらない。 ショーツがするっと、外されると 彼の指が敏感な部分にそっと触れてきた。 頭がおかしくなりそう。 「あたる?」 「…うん…」 「もっと声出して」 そう言われててもいっぱいいっぱいだよう。 「あっ…ん…あん」 「いい子だよ。可愛い」 ぴちゃぴちゃと少しエッチな音を立てて 優しく彼の指が敏感なそれを何度となく弾いた。 「やぁ…あっ…はぁ…」 「可愛いよ、僕だけのあたる」 「すみくん、だいすき」 「いれるよ、力抜いてね」 熱を持った彼の敏感な部分は いとも簡単にわたしの中に侵入してきた。 「あたる、気持ちいい。もっと一つになりたい」 そう言うと彼は私を抱き起した。 私も彼を抱きしめた。 「あっ…ん…きゃ…あっ…。おかしくなりそう」 「俺も…」 彼の動きに合わせて、少し古くなったベットが ぎしぎし揺れた。 「あたる…いく…」 彼の言葉と、意識が飛んで 頭の中を閃光が迸るのは同時だった。
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