それは、突然おこった

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さて、問題です! この有名校の学園1の嫌われ者は誰でしょうか? 答えは、この私、神崎 絵里香です!! 神鷹学園 誰もが、一度聞いたことのある学園 いわゆる、お嬢様学校だ その中の大富豪の双子 それが、私たち 「椿様、本日一緒に御昼食致しませんか?」 「いえ、私たちよ」 「その前に貴女邪魔よ退いてくださる?いくら、椿様の妹でも許しませんわ」 校門に入った瞬間この話 椿というのは、私の実の姉 成績優秀、容姿端麗 嫌われているはずが無い その真逆が、私だ 「皆さん、止めて。絵里香ちゃんに変なこと言わないで。お願い」 「分かりました。気を付けますわ」 「一緒に行きましょう、皆様」 「はいっ!!」 「絵里香さん、一応言っとくけど、調子乗らないでね」 小声で言うのなら言わないでよ めんどくさい まぁ、そういうのも分かるけどさ 私の格好は、分厚い眼鏡にぼっさぼさの長い髪の毛 綺麗に梳かしたら前におりてきて、現実版 貞子 この学園に似合わない髪型 私に比べ椿は 真っ黒なストレートロングに美人 この髪の毛、もう邪魔かな もうすぐ切りたいな さっさと教室行かないとね めんどくさいなー 一応、落ちこぼれだし 仕方ない こんな事言ってたら、教室着いちゃったよ 静かにドアを開ける ざわついていた教室が静まり返る 勿論、私に友は居ない 私が席に着いた瞬間、またざわつく 数分後、先生が来た 「今日は、全員居るな。なら、授業始めるぞ。今日は、俺の授業だ」 そうだったねー 沢崎先生 数学ねぇ 一番、めんどくさいじゃない 「おー、神崎居るのか。お前は何も出来ねぇんだから、ちゃんと聞いとけよ」 「はい」 か細く答える それを見て、満足そうに頷いている あーあ、期待外れ 何がしたいのか分からない ははっ 笑っちゃうわね ホント、馬鹿馬鹿しい 窓から、青空を見る 40分後 「ありがとうございました」 授業が終わった もう、屋上行こう 「絵里香ちゃん、居る?」 「ここです。どうしたんですか、椿?」 「あ、絵里香ちゃん。ちょっと、出られる?」 「はい」 トコトコと行き、踊り場に着いた
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