生徒会の奴ら

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生徒会室、遠いね~ 流石、金持ち学校だわ 部屋まで無駄に大きいし ノックした方が良いのか? まぁ、一応 トントン 「誰だ」 呼んどいてそれは無いだろー まぁ、良いけど 「椿の妹の神崎 絵里香です」 「入れ」 声が低くなった 私に警戒しているのか 「お前が、妹ねぇ」 「君が、妹ちゃん?」 「噂以上に怖いねー」 「ありえねぇ」 「…………」 私が入った瞬間から、この会話 流石だわー 何にだか、分かんないけどさ 「お前が、椿を苦しめてんのか」 はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!! どういうことよそれ きいてないよ、それ 逆に聞きたいわっ!! 「何のこと?」 「とぼけんな!!いつもお前のことになるといつも、苦しそうなんだよ!!」 「まって、みんなー。妹、僕たちのことしらないからさぁ、何かわかってないよー」 「そうだな、奏斗。良いことに気付いたねぇ。褒めてあげよーか?」 「馬鹿にしないでー、耀ー。椿の妹、僕の名前は、新井 奏斗。仲良くする気はさらさらないからねー。あとー此処の、書記だよー」 ほうほう 伸ばし棒が無駄に多い子が新井ね 覚えたよ 「じゃあ、次俺ね。五月雨 耀。さみだれ あかる。な。副会長代理でーす」 無気力っぽい人が、五月雨ね 「次、俺な。双子の弟、小見 隼人。会計だ。それと、あの無口が俺の兄貴の小見 捺。会計補佐。喋らねぇから、話しかけても、無駄だぜ」 可愛い2人が小見ね 最後は会長様かしら 「最後は俺だ。飛来 優羽。一応男だからな」 いや、知ってるよ イケメンってことも 顔見れば一発よ 見えてないと思ってる?この眼鏡 一応、度入ってないの! 向こう側からみると曇ってるけど、こっちから見るとクリアだからね! しかも、会長って言わないし どんな、天然だよ でも、学校の私はこんなんじゃない 「そうだったのですか。知りませんでした。お名前が女の子っぽいので。言ってくださってありがとうございました」 心の中では、大爆笑だけど 本心を見知らぬ人に言うほど、落ちぶれちゃいない 「では、失礼します」 あー、面白かった 可愛い子には会えたし、許すぜ 生徒会諸君去らば はっ、はっはっはっは
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