松綿北入
6/16
読書設定
目次
前へ
/
24ページ
次へ
「私はいける」 松江は世界を信じていた。 白を信じていた。 黒にはならないことも。 松江は黒、綿西は白。 「どうするの?」 「見えてるのに、何を考えてる?」 「見えない。私は黒。見えてても見えないふり」 松江は狡猾だった。 勝負はすべて避けてきた。 記憶の中で続くのは、引き分けの未来。 「勝負ってね、綿西」 「なによ」 「勝ち負けじゃないの」
/
24ページ
最初のコメントを投稿しよう!
7人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
103(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!