一幕    第1章 私の日常-美苑sideー

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「…洋貴の馬鹿っ!!」 英田さんは冷たい男を罵り、先に出て行ってしまった。 「英田とはもう潮時か…」 洋貴って…社内には一人しかいない… 相馬会長が雇っている専属のハケン秘書・栗原洋貴(クリハラヒロキ)さんだ。 彼は京大医学部卒のエリート男。何故、医師免許を持つのに秘書をしているのかは不明。 こんなところで油を売ってるなんて… 普段は、女性には興味がなく、クールで理性的でストイックな雰囲気の彼が… 英田さんと二人でこんな人気のない場所で何をしていたの?
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