初投稿作品『紅の鳳凰』

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 ミヤの実の母親と中盤で判明するアクト女王は、“最初にマカボルンのある地へ到達した人間”として歴史に名を刻んでいる。生前は部下であるヴァン(=後のレンフェン初代皇帝)と共に旅していたが、彼が怪我をしたため、途中一人となる。その後、大魔王・ダースと出逢い激闘の末に、運命的な恋に落ちる。 “最果ての地”にたどり着いた後はマカボルン破壊を試みるが、成功か失敗かわからぬままミヤを出産。取り込んでいたマカボルンの影響で死亡し、それにショックを受けたダースは自ら人間達の元へ出向いて人間と魔物の戦争を終結させた。 本編では書けませんでしたが、そんな歴史があった上で、この作品は成り立っています。 ●「大魔王の左腕」は…?  本編では“大魔王ダースの右腕”という異名の実力を持った魔族・レスタトが登場しましたが、「じゃあ、“左腕”と称された魔物は?」と思った方もいるかもしれません。 これは、後々に書きたいなと思っているミヤの幼少時代の話の時に登場するかも?といった所でしょうか。結論からいうと、本編の段階ではもう既に死んでいます。「実はミヤが…」とこの先を書きたいですが、大分長くなりそうなのでここまで。正直な所、最初から本編では登場させるつもりはなかったので、そこまでの重要性はなかったのかな?…多分。 ●ランサーとミヤが使う「魔術」  ランサーは言わずと知れた魔術師の青年ですが、物語後半で実はミヤも魔法を使えたという事が判明する。しかし、「使っている所を見た事がない」とソエルが言うようにミヤが使ったシーンはほとんどない。詳細は第十三章でも語ってますが、この二人が使う魔術は別物。かいつまんで言うと、ミヤの魔術は自分が存在する場所の環境によって使えたり使えなかったりするのだ。 第3回 キャラクター座談会 テーマは「本編に登場したキャラクターについて」で、主要キャラ5人に語っていただきました。 ☆ セキ(以下セ):「俺らに関してはまず、キャラ濃かったよなー・・・ってすごい思う!」 ミヤ(以下ミ):「確かに。作者は私の事謎だらけにしつつ、しかもグラコロパン好きって、作者が好きだからってらしいし・・・」 ランサー(以下ラ):「ミヤちゃんは、作者にも気に入られてた?からいいじゃん!俺なんて、途中で設定変えられちまったんだぜ!」
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