初投稿作品『紅の鳳凰』

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ソエル(以下ソ):「よく、あんな遅くに変えたものね・・・。って、これじゃあ、作者に対する愚痴になっているような・・・」 シフト(以下シ):「あはは・・・(苦笑)」 ラ:「・・・おい、シフト!何気に入らない表情(かお)してんだよ?この女顔少年!!」 シ:「ちょ・・・!!なんで、そうなるの!!?」 セ:「・・・理不尽だな」 ミ:「・・・本当ね」 ☆ ソ:「そういえば、ミヤ。あんたって、あのフィズって奴とどれくらいのつきあいなのよ?」 シ:「そうだ!確か、ミヤとフィズは幼馴染だったよね!」 ミ:「そうね・・・。父様やニコラ曰く、赤子の時におもりしてくれた事もあったみたいだからー・・・15年くらいかしら?」 セ:「・・・長っ!!」 ミ:「あ・・・。でも、15年ってのは人間で言う所の歳月。だから、”混ざり物”の年月で言うと3年くらいって所ね」 ラ:「それ以降、ミスエファジーナで再会するまで、会っていなかったっつー事?」 ミ:「・・・ええ。その後、盲目になって各地を旅していたし・・・」 セ:「15年・・・か」 ソ:「・・・セキ?」 シ:「あー・・・駄目だこりゃ。主人公とヒロインが、リアル考え事モード突入だよ」 ラ:「・・・しかし、15年って俺らにとってはかなり長い年月なのに、よく3年と捉えられるもんだ。それに、セキも本編ではよくフィズって野郎に嫉妬しなかったもんだ・・・」 ソ:「・・・いや。そうでもないんじゃない?だって、ほら」 シ(・・・セキが”悩む”というよりは、”妄想している”表情(かお)になっちゃってるね・・・) ☆ ソ:「・・・それにしても、セツナと一緒に冒険してみたかったなー!」 シ:「あ!僕もそれ、同じこと考えてた!!」 ミ:「セツナさんかー・・・。そういえば、彼を主要キャラにしようかどうかを作者は迷っていたみたいね?登場話数を調べたら、サブキャラでフィズを抜いてダントツだったらしいし・・・」 ラ:「セキやミヤちゃんは、どっちかというと生粋の剣士だろ?一方でセツナは、魔法剣士だったそうじゃねぇか!・・・魔術使える奴がこのパーティーには少なかったから、そういった面なら大歓迎だったのにな」 セ:「そういった面でって・・・。ランサー、もしかして兄さんの事をあまり快く思っていないのか?」 ラ:「・・・まぁ、野郎だしな。それに、あの策士っぽい性格(タチ)も、俺とかぶりそうだから嫌だ」 セ:「そんな理由かよっ!!」 ミ:「・・・ランサー。その落ち着きのない声音からすると、まだ何かありそうな・・・」
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