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指定された繁華街に
車を停めると、
すぐに奈々緒は現れた。
心ここにあらず、
といった顔で
助手席に倒れるように
乗り込んできた彼女。
あまりにも顔色が悪く
酒のせいかと心配になる。
「どうした?
顔色が悪いな」
そう言って
彼女の顔をのぞきこんだ瞬間、
噛みつくような
キスを受けていた。
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