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「っあーーーー!!!」
そんな、嘘だろ……。信じられないその光景に思わず絶叫する。
俺のその声に驚いたように、当麻は勢いよく振り向いた。
「お、おい!どうした?なんかしたか?弥」
この、ホモ高と名高いこの山奥の学園の生徒会長なんてものをしてる恋人の、果てしなく整った顔を全力で睨む。
すると実はへたれな奴は目にみえておろおろし始めた。
「あ、あの、弥………?」
「…………」
「…………わた、「でてけ」……は?」
「っでてけーー!!今日はこれ以上顔もみたくない!話したくない!ばか!!当麻のばーか!へたれ!!考えなし!うわあああん!!」
途中で感極まって泣き出した俺に心底びびった様子の当麻を部屋から叩きだし、鍵をかける。
しばらくどんどんドアを叩く音と俺の名前を呼ぶ声が聞こえたが無視してると聞こえなくなった。
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