食べ物の恨みは

17/18
前へ
/182ページ
次へ
「それを!お前の不注意のせいで!!天の川がみてとれないほど溶けてるし!一回溶けると味も変わるし!世界に15個しかない☆天の川で甘い恋☆を無駄にしたんだよ!」 「悪かった………」 「………ま、もういいけどな」 「話を聞く限り全然良くなさそうなんだが」 「いいんだ。いくら言っても☆天の川で甘い恋☆は戻ってこないし。それにな、」 落ち込んだような当麻の頭をよしよしと撫でる。 俺が大人にならないとって暗示もあるが、勿論それだけじゃない。 当麻の額にちゅっと唇を寄せ、抱きついた。
/182ページ

最初のコメントを投稿しよう!

470人が本棚に入れています
本棚に追加