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僕は小さい頃、毎日歌っていた。
5年前に世界が変わった…
歌を歌う者を1人ずつ
拳銃などで殺していった。
その集団の名前は
【ソニン】
っていう。
今では歌を歌う人がいない…と思ってた。
これはお母さんから聞いた話
〝アスクよく聞いて
この世界はソニンによって
歌が歌えない。
でもね、テネレッツァっていう村が
あるんだって。
そこは小さな村なんだけど
そこの人達は今も毎日
歌を歌ってるんだって!
でも、なんでその村の人達が
ソニンに殺されずにいるのか
不思議なの…
アスクも歌い続けたいと思うなら
その村を探しに行きなさい♪〟
って話してくれたんだ。
そして1年前お母さんは
その村を探していることがバレテ逮捕…
逮捕されているのに、
牢屋で歌って処刑された。
僕の住む街の名前は
【リプラ】
っていうんだ。
僕の街ではみんな歌が好きだけど
ソニンのせいで歌えなくなってる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
?ある日の朝?
何か外が騒がしい。
???「おいっ!アスク起きろ!ソニンの奴らが来たぞ!」
アスク「えっ?!ソニンが??なぜこんなところに!」
アランに起こされた。
ソニンA「この街で歌を歌っている奴がいると通報を受けた!」
ソニンの奴が一軒一軒きいてまわっているらしい…
うちにもソニンが
まわってきた。
ソニンA「おい!歌った人間をかくまってるのはお前か!」
アラン「なにを、根拠にいいやがる?」
僕ん家が疑われてるらしい…
ソニンB「この街で歌を1番大事と考えるのはこの家だと
街の人に聞いたぞ。かくまうならこの家だとな!」
確かに僕ん家の一家は歌を歌い続けていた
歌で人を救えると信じているからだ。
だから、母は逮捕されても
歌い続けたんだ…
アラン「街の人が言おうといないもんはいない!」
ソニンA「そこまでいうなら家の中を探させてもらう!」
アラン「不法侵入で警察に通報するぞ!」
ソニンC「残念だな!これはソニン最高権力 からの指示だから
警察も手が出せんよ」
歌っている人を探すだけでそこまで
ソニン最高権力の指示がくるのか?
今回は何かが違う…
ソニンの人達が
僕ん家に足を踏み入れた瞬間
???「♪?♪?♪♪?♪?♪」
歌が聞こえてきた。
アラン・アスク「だれ?」
ソニン「だれだ?」
みんながいっせいに
歌声が聞こえる方を向いた。
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