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(考察続き)
もし、あなたの命が明日尽きてしまうとしたら。
もし、誰かの心を奪う事でその命が続くとしたら。
もし、それがあなたの愛する人の心だとしたら。
もし、それを幾度となく繰り返さなければいけないとしたら。
あなたが選ぶのは、自分の命ですか。
それとも愛する人の命ですか。
―――――――――――
ここまで表現するからには、それなりに考えさせられるイベントを用意しないといけないな……。
苦悩しながらも悩み抜き、そうして導き出す答え。
どう苦悩しているシーンを見せるか。
過去のエピソードを交えて、現在と絡めて悩み、自暴自棄に陥り……
どうしようもなく淋しくなった時、女の子をハントしてあーんなことや、こーんなことをしちゃうわけか////
(台無し)
●「僕はもう永遠の命など欲しくはない。温かなこのひとときが息を引き取る瞬間まで続けばそれでいいのに」
吸血鬼の青年が渇望するその想いは、私たちの心を強く締め付けます。
それはまるで、あなたが愛する人を失ったその時のように。
●「私はあなたの為に生きる覚悟をもう何百年も前にしているんです」
―――――――――――――
この二つの台詞はそれぞれ、クラウスとコンラッドのものだろうと推測する。
前ページからのシーンの引き継ぎだとすれば、この二つの台詞の発動条件は
地下室、妻の亡骸を前にひざまづき抱き上げるクラウス。
部屋に同席するコンラッドが弱音を吐く主に対し口に出した言葉。
レビュー全体を通じて、このひとつのエピソードを加える指示があるのだろうと思います。
真の愛とは何か、生きる事とは何なのか。
―――強く心に問いかける、鈴木琉佳が送る究極の愛と奇跡の物語『48人のマリオネット』
是非お勧めします。
――――――――――――
Σ(゜ロ゜ノ)ノ
……うん、頑張ろ。
うん、めちゃくちゃ頑張ろ。
やべ、大丈夫かな……汗
〈総評〉
とっても身の引き締まる、美しいレビューでした。
私は果たして、この美しいレビューを書いてくださった朔さんのご期待に添えられるような物語を紡ぐことができるのでしょうか。
不安も多いけど、逆にわくわくする部分も!
こんな素敵な物語だよって言われる世界を書いてみたいと心から思います。
(レビュー考察って、こんな感じで大丈夫かな?汗)
(おお、メンバーから石を投げられませんように)
⇒よん 様レビュー考察へ続く
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