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初美の反応がやけに素直だ。
熱でもあるんだろうか？
それはまたそれで心配になる。
初美の額に手をやると…
「つめた！」
「平熱低いから」
「なんだ、そっか。まぁ熱ないならよかった」
「佑都」
「ん？」
「ありがとう…」
照れたようにそっぽを向く初美。
ダメだ。
可愛いすぎる。
抱きしめたい！
いや。それこそダメだ！
なんとかその衝動を抑え、代わりに初美の頭をワシャワシャと撫でる。
「よくできました」
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