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その言葉を聞いたカッパは大泣きしながら赤鬼を抱きしめました。
「ありがとう、ありがとう。」
カッパはかんしゃの気持ちと赤鬼にウソをついたざいあく感を抱えながら龍神さまが眠る山奥の川へ目指して旅に出ました。
旅に出てきて1ヶ月ご…
ある日、カッパはとある村のススキの中で倒れていました。
それはカッパが大好きな野菜、キュウリを盗んでいた所を村人に見つかり、皿を割られてしまいました。
しかも、お椀まで盗られてしまったのです。
カッパは「もうダメだ。」と思い、ゆっくり目を閉じました。
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