カッパのウソ

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目を閉じて何分経ったでしょう。 カッパは再び夢を見ました。 「これ、カッパよ。起きなさい。」 カッパはだれかの声で目を覚ましました。 あたりを見わたしてもだれもいません。 ふと、うしろにだれかのけはいがしました。 カッパはふり向きおどろきました。 そこには白い衣を着た人がほほ笑んで立っていました。 その人はカッパにこう言いました。 「わたくしはまさかりの半島を守護をする、おじぞうじゃ。龍神さまからそなたに伝言を伝えに来た。」 カッパはおどろいたまま、おじぞうさまの話を聞きました。
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