共産党宣言と紋章

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1991年12月、世界史に残る大事件が起きた。 “ソ連崩壊” 生まれる遥か前のことなので教科書に書かれてるものってイメージがある。 けれど親の世代からすれば青年時代の大事件。 これぞジェネレーションギャップ さてさてこのソビエト社会主義共和国連邦、国名が長いのは社会主義国の宿命なのだろうかと言う疑問は置いておく。 ん?そう言えばキューバはシンプル。 だって正式名称はキューバ共和国。 まともに続いてる社会主義国と言われるとキューバくらいしか思い浮かばないなぁ… シンプルイズベスト。 あ、でもベトナムはベトナム社会主義共和国だけどわりと成功してる。 まあ、国名から社会主義を取り除こうって話も出てるが。 え?中華人民共和国に朝鮮民主主義人民共和国? 中国は左のふりして右に転向した裏切り者。 北朝鮮は反動主義者の巣窟だ! 脱線した。 このソビエト社会主義共和国連邦にも国章はある。 けど変。 ヨーロッパのものとは全く系統が違うので参考になりにくいが日本だと菊の御紋。 カナダだと英連邦ということでイギリス王家の紋章に由来する金獅子とユニコーン、楯の下部には赤の楓の葉。 とにかくヨーロッパの紋章は楯の中にごちゃごちゃとある。 ところがソ連の国章は 地球の上に鎌と鎚、その上には赤い五芒星。 両脇には麦の穂が。 それに巻き付いているやっぱり赤いリボンは共和国の数だけあって最終的に15本。 その中にはそれぞれの言語で「共産党宣言」のあの有名すぎるフレーズが。 …やっと題名に繋がったね!
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