飛行艇と軍事

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飛行艇。 そう、紅の豚に出てきたあれです! 未来少年コナンでも登場したし、風の谷のナウシカ(アニメージュコミックス版)のガンシップも着水してたなぁ、宮崎駿監督って飛行艇好きなのかな? さて、世界初の飛行艇を開発したのはアメリカのカーティス。 ちなみに水上機もカーティス。 フロート式、つまるところ車輪を浮きに変えたやつ。 小型のものが比較的多い気がする。 まあ、そんなこんなで飛行艇は長距離旅客機なんかによく使われた。 けれども第二次世界大戦以降には消防飛行艇や救難飛行艇だとかにしか使われない。 この飛行艇というのは機体下部が船のようになっていて、翼には補助フロートがついている。また、エンジンに水がかからないよう翼を高翼にした上その上に設置してあるのが基本的な設計。 当然のことながら空気抵抗が大きいので遅く、海水に触れるので整備が大変なので廃れたのだ。 ところで第二次世界大戦頃の日本の飛行艇はスペックがおかしい。 ブリタニカ曰く、戦後10年はこれに匹敵する性能のものは登場しなかったとか。 その名も二式飛行艇 7200kmもの航続距離を持つ四発機で20mm機関砲を四丁に7.7mm…とか言われてもあれだろうから説明はカット。 図書館にでもいけばブリタニカ百科事典くらいあるからそれを見てみるといいかと。 けどさ…偵察・哨戒・輸送・爆撃って、多くない?任務が。あ、でもモスキートとかもにたようなもんか。 それにしても大型機だからいいんだがさ、B17を撃退するのはどうかと思う。 なんか話が脱線しそうになった。 戦後四発飛行艇を作ったのは日本くらいだが… 当然外国でもいろいろ作られていて、旧ソ連やロシア、カナダが多いらしい。 アメリカじゃ核爆弾を積めるジェット飛行艇を作ろうとしたことさえあるとか。 なんと量産にまでこぎ着けたところでキャンセルという悲しさ。 …まぁ、当たり前だよね。 米軍も結構ネタ兵器を作ってるのよね… ちなみにジェット飛行艇自体はロシアで作られてます。旅客機だね。 カナダでもボンバルディアが飛行艇を作ってて、シェアは一番高いんじゃないかな?
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