王朝と神話

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天皇家 Imperial House of Japan 今のところ世界最長の王朝 自称2600年以上 だが、上には上がいる。 エチオピア帝国のソロモン王朝だ。 自称3000年近く、当然世界最長。 しかし、第二次世界大戦の後赤色革命が発生し、皇帝は国外追放となったため途絶えたのである。 さて、なんでソロモン王朝と呼ばれるのか。じつは、伝承によると初代王はイスラエル王国のソロモン王とシバの女王の子孫なのだという。 無論、旧約聖書にそんなことは書かれてはいない。 まぁ、古事記にある神代の記述が基本的には歴史的真実でないのと同じこと。 それにしてもこの旧約聖書、どれだけの人がこれを聖典としているのやら… ユダヤ教徒にキリスト教徒にイスラム教徒etc. いったい何十億人? 脱線した。 とはいえ歴史的に実証可能なのは日本のほうが古いとか。 ま、近代まで存続したうち神話に直結してしまう王朝はエチオピア皇帝家と天皇家くらいなもの。 未だに続くとなるともはや天皇家だけ。 …ふむ、つまるところ王家が単なる飾り物として存在していれば長続きするのか。 権力の源泉として。
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