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両足に違和感を感じた。 なんだろう、重い…いや、軽い…? やけに感覚の鈍った足を動かそうとすれば― 「…動かない」 あれ?何故? ふ、と部屋の中を見回すと 足が、ある―… 部屋の真ん中に、確かに足だけが― パタパタと、歩き始めた幼子のように飛んだり跳ねたり……  あぁ、そうか  アレは   私の足     『だったモノ』―…… あげたのだ、確かに。
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